衛生害虫は哺乳類に寄生する種類もあり、中には犬猫小動物達やペット周りに被害を与えることもあります。猫のノミや犬の耳ダニなど被害は様々で、ペットの害虫駆除にお困りの方も多いのでは無いでしょうか。大切な愛犬・愛猫の衛生害虫対策について紹介していきます。
ペットの近くには衛生害虫が沢山棲息しています。衛生害虫によるペットの被害とはどういうものでしょうか。そして、注意するべき仕草や場所はどこになるのでしょうか。ペットにおける衛生害虫についてまとめてみました。
ノミが媒介する被害
ダニが媒介する被害
ノミやダニは動物達に色々な被害を与えます。害虫が体内に保持している病原菌だけでなく、他に吸血した哺乳類から媒体した菌や寄生虫などのリスクあるのです。
①吸血被害
吸血による貧血症状が起きることがあります。
②媒介する内外寄生虫による被害
媒介した寄生虫によって被害症状が起きることもあります。
③感染症による被害
吸血時に害虫の体内にある病原体が感染症を引き起こすことも。
※外で生活している時間が長ければ、草むらで遊ぶことや、他の犬猫達との接触することでノミやダニが寄生するリスクは増加します。ノミやダニだけでなく、匂い嗅ぎによってカイチュウやフィラリアなどの幼虫たちを媒介する恐れもありますので、気をつける必要があるでしょう。
ノミダニのチェックポイント
愛玩動物である犬猫の中には、外で生活する犬猫から家犬・家猫として飼い主の住居で生活するものまで、飼育環境によって様々な生活形態があります。寝床一つとっても、ケージ・飼育マット・ペットベットなど、異なるかと思います。しかし、これら全ての飼育環境において、ノミやダニは繁殖が可能であり、そして異なる生活形態のペットが交流をするのです。害虫被害の疑いがある場合は動物病院で診断を受け、ペット周りのダニ駆除をしましょう。
犬猫の薬には、主に2つの投与方法があり、経口投与か非経口投与かになります。
①錠剤タイプ(経口投与)
食べ物などに錠剤を混ぜて、経口で投与する方法です。
②スポットタイプ(非経口投与)
ワクチンなどの液剤をスポット注射する方法です。
動物用の医薬品には、市販の小型犬用虫よけシートやノミ取り首輪などの「動物用医薬部外品(動物用一般医療機器)」と、獣医師に処方してもらう「動物用医薬品(動物用管理医療機器)」に別れます。人間で例えれば、市販の風邪薬と処方される風邪薬にあたり、ペット関連の処方薬は後者が殆どになります。
害虫からペットを守るために、ご家庭でもできる動物対策があります。そのお手入れ方法は2つ、ブラッシングとシャンプーです。ブラッシングとシャンプーは付着しているノミやダニを取り除くだけでなく、飼い主とペットとの愛情を深めるチャンスでもあります。
ブラッシング
※発育段階によって、子犬・子猫用のハサミやブラシを使いましょう。
シャンプー
※ペットの被毛は細菌から身を守る効果がありますので、高頻度のシャンプーは逆効果になる恐れがあります。保健所(保健福祉センター)や動物病院などに行く前にシャンプーをするのは避けるようにしましょう。
衛生害虫から愛するペットを守るために、日頃のお手入れや被害の早期解決が重要になります。しかし、この解決方法は主にペットに付着している害虫の駆除が主になり、愛用しているペット用品や室内で繁殖している害虫を別途駆除する必要があります。ペットの身を守るために、衛生害虫の根本解決をしてみてはいかがでしょうか。衛生害虫駆除業者は、市販の駆除薬剤では気になる毒性を抑えた、薬剤も各種取り揃えておりますので、私たちにぜひお任せください。